フィンセント・ファン・ゴッホの晩年(といっても史実的には30代ですか。。)を描いた作品です。
人が見えないものを見ているゴッホの“視線”を、演じるウィレム・デフォー氏が見事に表現していたなぁ、と。
一種の狂気を纏う役では素晴らしい演技を見せるなぁ、といつも思います。
僕が見ているものをみんなにも見てもらいたい、だから描く。
名前といくつかの作品しか知らないぐらいですが、こうした彼の「描くことへの執念」というか背景を知ると、また違った目線でヒマワリを見ることができるかなぁ、と。。。
この作品の中で終始使われていた黄色と風。
彼が全身で受けとめた情景を感じることができました。