まの

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のまののレビュー・感想・評価

3.3
それぞれ個性が違う4姉妹の小説を映画化した作品。

過去と現在の時系列と、作家ルイーザが編集者と作品について語る部分と、マーチ家のジョーとして生きていく部分が重なっていくので、正直分かりにくい箇所が何箇所かあったのが残念でした。
4姉妹の絆の強さや、当時の時代背景がわかる描き方は楽しめました。

女性の人生は結婚した相手次第、女性が自立、自活する事などあり得ない、結婚は女にとって経済だと言う考え方が世間の常識になっていた事や、小説のラストはハッピーエンドじゃないと売れないと言う考え方にはびっくりしました。女性にとっては大変生きづらい時代だったんですね。
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