She

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のSheのレビュー・感想・評価

2.6
前作の1994年「若草物語」に対して序盤にストーリーが1/3ほど一気に進み驚いた。
後半になるにつれ、過去のストーリーが思い返される構成になっており、そこが前作との違いである。
現在と過去を行き来し、前作を観ていない人は少し疲れるかもしれない。

この展開は、中盤ベスについて表現する所で生かされ面白かったが、その表現をすることによって視聴者が彼女らの成長を共に見届けることは出来ず、キャラクターへの思い入れが薄れてしまう。

カメラワークと立ち位置も不自然な部分がいくつか見当たり、演技もキルスティン・ダンストが素晴らしすぎたため、今作では逆にわざとらしく見えてしまった。
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