このレビューはネタバレを含みます
よかったです。家族愛、女性の強さを必死に訴える主人公、主人公の自由な恋愛観と複雑な現実、周りとの比較。子供から大人になることとは、変わらないものとは。そして本当の幸せとは、など、色々なことを考えさせられる映画だったと思う。そして現代にとてもよく合う女性観、結婚観、などがフォーカスされてて納得しながら観ることができた。
私の家族も親戚中で仲がいいから改めて、周りにたくさんいてくれることの楽しさを実感した。そして、主人公の恋愛観にとても共有できるところがあって、なぜ結婚しなければならないか、なぜ一人でいたいのに寂しいのか、など考えて嫌になって泣きたくなる気持ちがよく分かる、と思ってしまった笑 そんな中で、最後はハッピーエンドなのかそうでないのかを濁すような、曖昧なまままとめるかたちになっていたのも、私は良かったと思う。小説家であり続けるという事実だけが確かな結論になっていて、それでいいと思えたラストだった。
いろんなことに想いを巡らせながら、悩みながら、毎日なんとか頑張っていかなければならない。そんな気持ちになった！シャラメは気取ってなくていい感じだった笑
