シアーシャ・ローナン、圧巻でした
彼女がジョーを演じてくれて本当に良かった
彼女が体現する人物が大好きだ
俳優陣が豪華でみんなのびのびと動いていて良かった
元の物語を大切にしながら現代の価値観を加えているのに、違和感無く仕上がっていて監督の力量に驚く
これは若草物語を描いているけれど、原作者ルイーザ・メイ・オルコットの思いも含められていて鳥肌がたった
「女の幸せが結婚だけなんておかしい」
予告から魅了されたこの台詞 ジョーがそれまでの価値観に逆らい、真っ直ぐに進んでいく姿が輝かしかった
現在と過去を交互に積み重ね、徐々に繋がっていく構成が面白い
四姉妹が戯れてるのが愛おしくて、そこにローリーが加わってさらに愛おしくなる ずっと見守っていたい
ジョーとメグ、ベス、エイミー、ローリーとのそれぞれの関係が繊細に描かれていて、ジョーにとって皆がとても大きな存在なのかがわかる
ローリーがジョーに告白するシーン、予想はしていたけれどやっぱり胸がいっぱいになった
ジョーの女性の誇りと孤独を吐露する姿に震える
製本のシーン 本が出来上がる様子に胸を踊らせているのがこちらにも伝わってくる
帰り道、原作本を買った