【人生という名の地獄。1度で4本映画を見たかのような重厚感】
原作も知らず視聴。なんと言ってもこの重厚感。
4姉妹それぞれの物語、感情を色鮮やかなシーンで描いていたところが素晴らしいかつテンポも良好。人物達の感情を余すことなく出し切る役者達に脱帽した。またこれみんないい顔するんや。
お気楽な明るい4姉妹のお話？とんでもない。
これは地獄だ。
次女のジョーを起点に過去の明るい青春を垣間見ているかと思いきや自分たちの夢や生活においてうまくいかない辛い現実にこれでもかとぶち当たる。
回想シーンと現実のシーンが交互に流れる。
明るい過去→辛い現実といったように。
この対比がすごい。
映像でも暖色系の色味→寒色系の色味というように映像での対比も垣間見れた気がした。
この"対比"がえげつない残酷さをかもし出している。まじ辛い。
そんな地獄の中でもラストは光が見える。彼女達が自らの手で光を掴みとる姿が見れるのだ。女性は輝いている！
「1番光ってたのはメリル・ストリープの大御所感」
#littlewomen
