Chico

ラ・ポワント・クールトのChicoのレビュー・感想・評価

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)
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フランス南部の港町セートにある漁村ラ・ポワント・クールトを舞台に、離婚寸前の若い夫婦の愛に関する対話と、漁村の人々の生活を描いた、ヌーヴェル・バーグの始まりと言われるアニエス・ヴァルダの長編デビュー作。

パリ育ちの妻が夫の故郷、漁村ラ・ポワント・クールトを訪れ、数日間のバカンスを過ごす。哲学的な対話を重ねながら物寂しい風景の中を散歩する二人は静止画のようにモノクロ画面に映し出される。その一方で二人とはまるで無関係な世界に存在するかのように、村の人達の暮らしぶりが生々しく描かれる。実験的で芸術的な作品でした。

猫達が沢山出演していて猫好きには嬉しい画だった🐈‍⬛水上槍競技も楽しかった。夫婦以外は現地の人達が出演しているそう。
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