ジーンときた！
愛情の強すぎる母親に生活を縛られ、人気クソYouTuberの漫画制作のアシスタント(ゴーストライター？)として利用されてる脳性麻痺のユマが自分の人生を切り開こうとする成長物語。ユマ役の佳山明が実際に障害を抱えてるらしく、作品のリアリティーがとにかく半端なかった。
冒頭の風呂に入るシーンで服を脱ぐところからいきなり驚かされ、プロの漫画家になるため成人誌に行っちゃう展開も釘付けになった。
母親とYouTuber以外は障害者に対する偏見はなくみんないい人ばかりで、特に雑誌編集長の板谷由夏と風俗嬢の渡辺真起子が「ザ・大人の女」って感じでめちゃめちゃグッと来た。タイまでお供する好青年に至ってはこんな良い人いるかよってなったけど、この二人何となく合いそうだな〜とも思ったね。
ユマが社会勉強するシーンで普通シャワー浴びてからするだろ！とか、終盤でびっくりするような美少女が登場したのにはもっと似た役者いなかったの？って細かいツッコミどころはあったけど、勇気をもらえるラストに拍手！
