生まれた時に37秒呼吸が止まったことで脳性麻痺に陥り、車椅子生活をしてる女性が、自分を肯定して家族にも自分を認めさせる物語
目を逸らされがちな障害を持った方の性の問題をシリアスな描写だけではなくちゃんとキラキラした一瞬も描きつつ見せてるところが良かった。
耳触るところとか最強の二人を思い出した。
映画の怒りで、池脇千鶴子が渡辺謙に貴方が自分娘が幸せになれると思ってないでしょという旨のセリフを言うシーンを、この映画の娘と母親の関係性を見ていて強く思った。
悪い映画ではないことはわかるけど、良い映画だったかも分からなくて、自分の中で好きなのか好きじゃないのかの結論を出すのも難しい映画だった。
障害というものは少数派側であるというだけで、多数派側から見て健常者からは欠けてる部分があると思い込む傲慢な認識だと感じた。