kyohei

37セカンズのkyoheiのレビュー・感想・評価

37セカンズ(2019年製作の映画)
4.0
シネマイーラでみてきました。
平日お客さんが20人ぐらいで厳しいので、来月あたりにクラウドファンディングをやるかも…みたいな話を聞いたので…協力したいなぁと思いました。

37secondsを観て思ったのは、主人公のユマを演じた佳山明さんが凄いと思いました。
身体に実際に障害があるので、まるでドキュメンタリーを観ているような気分になりました。
何気ない段差とかでも一苦労なんだと…
主人公のユマも親友の漫画家のゴーストライターとしてひっそりと隠れて生活していたり、超過保護の母親の存在によってなかなか自由がない毎日ですよ…
母親役の神野三鈴が怖いくらい過保護なのは演技なのに凄いと思った。

人生経験をしたいと思った先で、なかなかの悲劇に会いながらも、そこで偶然出会った自由に生きる女性・渡辺真起子とヘルパー役の大東駿介の二人がかなり魅力的だった。

母親から逃げたしてからは、父親ともう1人のもしかしたらの自分に会いに行くロードムービー的な展開…
ヒロインの成長物語として、凄い上質な良い映画だった。
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