まー

37セカンズのまーのレビュー・感想・評価

37セカンズ(2019年製作の映画)
5.0
ラスト20分は涙が止まらず。。゚(゚´Д`゚)゚。

私は『パーフェクト・レボリューション』(クマさんが本作にも!)よりも『500ページの夢の束』を連想しました。

障害と性がテーマの作品と聞いてたんですが、それは表面的で…
2,3年に一度自分なんかがあーだこーだ言っちゃいけないと思う作品に出会います。本作はまさにそれ。

本作には、ユマに対し親切かはともかく
「障がい者として接する人間」と「人として接する人間」の2種類が存在するんですが、この作品を障がい者を扱った作品としてしか観られない人は前者。
『500ページの夢の束』も同じでしたね。

板谷由夏さんと渡辺真紀子さんが男前過ぎました。
マイティ相変わらずだな、お前は。笑

HIKARI監督、日米合作ということで邦画のダメなところは皆無。
クソ丁寧に全てをセリフで説明するのではなく観客に想像させる、観客をバカにしない作りは好みでした。
ちょい役含めみんな個性的でバックグラウンドを想像させられるから面白い。渋川清彦さんの客引きは好きだなぁ。彼主演の映画作れそう。笑

"障害があろうとなかろうと、あなた次第"

映画館で観るべきでした…
まー

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