このレビューはネタバレを含みます
サーフトリップから帰ってきた夜に鑑賞。
数あるサーフィン映画を観た中で、この映画ほど、いい意味で、抑揚が抑えられたものは無かったように記憶している。
無駄にサーフシーンを大袈裟に見せていないのが好感を持てるし、長く波乗りしている人ならわかる、その空気感がリアルだ。
パイクレットに何も告げずに、ルーニーだけ連れてインドネシアに旅に出たりとサンドーの行動や言動にムラがあるのを感じなくもない。
それを差し引いても、甘酸っぱいシーンのはずも重く暗い。ルーニーの死も予測できる。
それらを含めても、いい映画だと思える作品でした。