このレビューはネタバレを含みます
TVシリーズからぶっ続けで観たら、シャーリーが生きててビックリ。コードギアスをテレビしか観てない人あるあるらしいのだが、劇場版三部作でシャーリーが死なない為、それに続く復活のルルーシュでも彼女は生きているらしい。とはいえ物語にガッツリ関わるわけでもないので、上記を認識していれば気にしなくて良い気がする。
面白いし、いい意味でも悪い意味でもよくまとまっている。予定調和の域は出ておらず、特に予想外の事は起こらずに終わった気がする。TV版で勢力を変えながら殺し合ってた人達が共闘する都合、みんなワチャワチャ仲良いし。
カレン、ナナリー、扇、コーネリア等、ゼロレクイエムを知らされていなかった人々について、ルルーシュと対話する機会を得たのは良い。特にTV版終盤の展開のせいでアンチが多かった扇は、名誉挽回する機会を得たのは良かったのではないか。
あと、TV版で禄に活躍できてない玉城。彼の行動が、結果論とはいえ敵の戦略を打ち破るキッカケを与えるのは、テンプレ展開だけど好き。
クジャパット達を感電させたのってニーナだよね。TV版初期を考えると伸び幅が著しいキャラ（軍人じゃないけど殺人してるのは良いのか？）
敵の能力。全然ギアス能力っぽくなくて、「ジョジョのラスボスかな？」って感じではある。しかし敵が死に戻りするというのは新鮮。それを見破るルルーシュ凄すぎでは。
L.L.って、ルルーシュ・ランペルージって名前を決めた時点で想定してたのかな？ ナナリーと一緒に暮らすENDではなく、C.C.を選んだのは良かった。
