このレビューはネタバレを含みます
これは何も期待せずに見た物ですが、良かった気がしますね。まぁ、己が人魚だと言うことに気付く事をこし餡位丁寧に漉して行ってる様な映画ですぁね。私、基本的には、「そもそも人魚なんていなく無い？金田一少年の事件簿じゃないんだから」とか思うタイプなんですけど、
主人公の、それを隠したい、認めたくない一心の切実さが余りに私の脇毛が生え始めた中3の頃とリンクし過ぎてしまって、他人事の様に思えなかったし、普遍的なのだろうと感じてしまったのです。
さっき思い出しましたので、余り詳細は判別が付かないんですけど、色彩を弛緩する時空の帷子も、穿つ十六夜のチープなトリックに反比例して行くはずであったのです。
