このレビューはネタバレを含みます
人魚といえば女の子の憧れみたいなイメージがあるけど、あんな風に徐々に体が蝕まれていくように変化していくのは誰でも嫌だよなぁ。
あらすじだけ見るとミアの体に起こっていく変化についてホラーチックに描いている作品なのかなと思いがちだが、実際は友情も同時並行で描かれていた。というより人魚へ変化していく過程はあくまでもミアとジアンナの友情を引き立てるためのおまけのようなものであって、本当のメインテーマは2人の心境の変化や友情なのではないかと捉えた。
ミアが家の中で水浸しになっているシーンがきれいで印象的だった。
「エボリューション」や「ゆれる人魚」と似た世界観を感じた。