人と接するのが億劫で大学も中退しようと考えていた奈央。
そんなある日父親の恋人と二人で台湾旅行に行く事に!
なかなか心を開けず旅を楽しめないでいた奈央だったが、旅での様々な出来事に少しずつ心が変化してゆく…というお話し。
なんて爽やかで優しい映画!
最初は台湾の観光PR映画みたいな雰囲気でしたが、台湾の食や景色、人々との交流を通してまるで自分も旅をしているような気持ちになりました。
奈央と父親の恋人の距離が少しずつ縮まっていくのと、映画を観ている僕の気持ちが奈央たちや台湾を少しずつ理解し距離が縮まっていくのがリンクして、映画を観終わる頃には登場人物や台湾の事が好きになっていて、なんだか前向きな気持ちになっている事に気づきました。
これぞまさに旅映画!
エンディング後の充足感はほんとうに心地良いものでした。
なんだか冴えない毎日を送っている人はこの映画を観て、いっそ外の世界に飛び出しちゃいましょう!