とても興味深い作品でした。生きづらいさをとても感じたし、バレエを通してトランスジェンダーの苦悩が繊細にとてもよく分かる映画だった。
この映画の紹介サイトを見ると、シスジェンダーという言葉がよく出てきて理解するのに少し時間がかかった。要するに、一般的には普通だと分類される人の事みたい。
ラストで衝撃的な行動をするのが、痛そうよりも辛そうで泣けました。だけど、ララは辛くても死にたい訳じゃない、ちゃんと自分の行動の前に救急車を手配したりと冷静な部分もあって、最後のお父さんと笑い合うシーンはどう受け止めればいいのか分からなかった。