差別は無くなるのか、また無くす事は可能なのか。正直自分には分からない。
誰もが差別は悪だと理解していても、世界の潮流として差別を撲滅する機運が高まっていたとしても、時代にそぐわない野蛮な考えだと理解していても、でも、それは表面的に、またはパフォーマンス的に変化しているだけにしか感じない。根本的な差別主義的な感情を限りなくゼロにする事は不可能なように感じる。
でも、映画のように自分の差別的感情を改める機会に恵まれた人間は幸運だと言える。個人レベルで人と人が真摯に向き合っていれば、差別は生まれないのかもしれない‥‥、なんて真面目に書いてしまったが、映画自体は文句なく面白かった。マハーシャラ・アリのなんとも言えない笑顔に癒されました。
