このレビューはネタバレを含みます
人種差別についてとても考えさせられる映画だった。ありきたりな感想だけれど、同じ人間なのにどうして白人とホテルやトイレを共有してはいけないのか。バーに入っただけでどうして袋叩きにされるのか…本当に意味がわからなくて、見ててとっても不快だった。
トニーも初めは距離を置いていたが、段々打ち解けて偏見の目がなくなって行く過程が、とても心打たれた。何より最後、トニーの家族が温かく受け入れてくれるシーンが心打たれすぎた。よかったってため息出ちゃった。
世界がトニーの家族みたいに温かい人達であふれて、差別のない世界になればいいのになあ。