miro

グリーンブックのmiroのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます



休む暇なく次から次へと降りかかる差別的言動 店員、客や警察まで直接的だったり間接的だったり容赦ない 人からだけでなくホテルやレストランお手洗いなどの施設や夜は出歩いてはいけないというルールも
何も大袈裟でなく1960年代ではこれくらい蔓延っていたんだろうと思う 黒人差別白人主義は根強く未だに日常的にあって度々問題となる

ドクは身寄りがなく自分の性的嗜好にも悩み、旅の途中で見かけた黒人のように土にまみれて農作業などをしたこともない どこに行っても差別されるあまり自分の音楽を聞いてくれる人さえも教養のあるふりだとか悲観的に捉えるようになっていた

トニーは家に来た業者の黒人2人にドロレスが出した飲み物のグラスを洗わずに捨てたりするような人だったけどドクとの旅を経て自らの言動を改める、周りの人の言葉遣いを正すまでの成長が見られた それらがドクの心も溶かしていきトニーの家族仲間達とクリスマスイヴを過ごす

久々に映画見終わったあと穏やかな気持ち〜〜車や石のグリーンがとても素敵な色だった🛻
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