グリーンブックのlunaのレビュー・感想・評価

無意識のうちに自分自身が差別をしてる。
雨の中の2人の言い争い。

心の拠り所が欲しくて、安心したくて
自分が何なのかカテゴライズしてしまう。

人種の垣根を超えて
足りないところを補うように
2人は次第に打ち解け合うのに
2人の外では何も変わっていなくて。

ただ強い気持ちを持って貫いていけば
伝わって欲しい人には
ちゃんと伝わるんだなって。

素敵な奥さんを持つトニーと
そんなトニーに出会えたドクが
素晴らしいクリスマスを過ごせて良かった。
温かい気持ちになれる一本だった。