【評価】
ストーリー:9/10
構成 :9/10
演出・映像:9/10
インパクト:10/10
主観 :9/10
総合 :46/50
1962年のアメリカで黒人ピアニストが白人の用心棒と黒人差別の激しい南部アメリカでツアーを行った実話を基にした話。徐々にお互いのことを知りながら、仲を深めていく様子が細かく描写されている点が特に素晴らしい。細かい伏線を常に回収しながら、余計な部分は削ぎ落とされ無駄な場面がない。特に最後のバーのシーンは視聴者に緊張感を与えているが、ずっとその緊張は続いていたということか。人種に壁はなく、その人はその人なんだということを改めて実感できる作品で、差別のくだらなさを知ることもできる。