特に何でかワカラナイけれど、映画を観るタイミングがピタリとはまる事がある。
今作を2021年12月15日に見れた事が、私にはピッタリだった。
トラブルも続いていて、同時に５～６件のヘヴィーな案件を抱えると、映画を観ようという気すら起こらなくなるけれど、有るキッカケでNetflixで見る事にした。
基本的に泣かせようとする作品は下品だと思うし、そもそも年を取ったから涙もろくなるなんてことはあまり無くて、どんどん醒めるようになる。
けど、本作は大変良かった。泣きはしないけれど、距離の詰め方は大変丁寧で、素晴らしかったし、主演者2名はどちらも素晴らしかったけれど、特にドクター・ドナルド・シャーリーを演じたマハーシャラ・アリの演技は凄みすら感じたし、これがあのヴィゴ・アラゴルン・モーテンセンだって？どうしてこんな体形に？とは思ったが、大変良かった。
取りあえず、今夜、もし、お酒が飲める状況なら、私はカティーサークが呑みたい。
フライドチキンとかピザとかじゃなく、ストラヴィンスキーを聞きながらカティーサークが飲みたい。
ヘヴィーな案件をひととき忘れる事が出来た。
