良かったです。
本当にこの一言に尽きる。
実話だということもあり、ぶっ飛んでたりとんでもない事は起こりませんが、時代や地域の背景
また教養の有無も見ているだけでわかるような描き方
彼らの心が通っていく様も、トニーの心が成長していく様子もとてもとても良かったです。
何より中だるみもせず見やすい。
そしてホッコリしました。
強いて言うならば、もう少しドク側の背景が知りたかったなと思いましたが。
でもあの時のあの言葉に彼の全てが詰まっているんだということもわかります。
重みがあったよね・・・
自分が何者かわからなくなる、それは人種に限ったことじゃないけれど
それでも信念を持って、思いやりの心を持って生きることの大切さ
そんなことを改めて考えさせてくれるような素敵な作品でした。
今夜はショパンを聞いて寝ようかな・・・