差別はよくないと頭で考えることは簡単で、言うことも容易い。でも、人はそれぞれいろいろな価値観をもって生きている。
同調圧力や土地のルール、周りの視線、世間体というものに負けて自分の気持ちを失ったり、自分さえよければ構わないという人もたくさんいる。
妻のドロレスはとても人ができていて、誰にでも分け隔てなく優しく接する。
ドロレスを愛してるト二ーであれば、妻に好かれるためにいくらでも態度を変えられるのにそうはしない。
目の前の相手が気に入るか気に入らないかで素直な行動をするのである意味まっすぐな人なんだろうなと感じた。
だからこそ、ドクターとも素敵な関係が築けた。無愛想なドクターがトニーと笑い合えるようになっていくところがよい。
ドロレスがドクターと会って、手紙ありがとうっていうシーンはもっと好き。