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グリーンブックのmmmmmのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞とは期待しすぎて最近相性が合わなかった為なんとなく観るのを先延ばしにしていたがやっと観賞。

対照的な2人が2ヶ月の旅路を経て変化していく話。
とにかく対照とする人達がたくさん詰め込まれている為果たしてどちらがいいのか悪いのか情報が溢れかえって私の中で収拾がすぐにはできないが王道な倫理的ストーリーに仕上がっている。何か悪い事が起きないか、ついハラハラしてしまうのは悪い癖だが2回目の職質で誰もが思った事であろう。

まず言いたいのはケンタッキーが食べたい。
そして愛する人たちと一緒にご飯を食べたいし、安心して柔らかいベッドでぐっすり眠りたい。
みんなそう思っている。

どちらかと言うとグリーンブックを作ったグリーンさんに物凄く興味を持ってしまったんだがそれはまた別の話(wikiで調べてください。)。

本題に戻るとこれを観て差別よくないよねーと考えさせられるのはちょっと違う。
はっきり言って今はこんな時代だからそういう事言っていくのが定石ではあるけどこの時代に生きていたら本当にそんなこと出来たのかなと思う。
私には時代の流れは変えることは出来ない。
ただこの背景の中で主人公の2人はお互いを理解しあって尊重する事が出来た。
隣人の幸せを願って最高の友人を手にいれたのである。

白人、黒人というと差別というキーワードに結びつけがちだけど、結局のところみんな分類してるしされてる。
現代社会の夫婦だってそう。
違う文化で育ってきた人と暮らすにあたり受け入れ共に過ごす為にお互いが変化させていく事が出来るのかどうか…それだって同じだ。

偏見はどこにだってある。差別がなくならないのはそれに気づいてないから。
まずは自分や自分の周りにいる人を大事にするのが前程だけど、うまくいかないイライラを人に当たったり部外者(敵対する人)を叩くのではなく受け入れ合おうっていうACのような締め。
ミスチルの「彩り」が無性に聴きたくなった午前3時。
mmmmm

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