きつね

グリーンブックのきつねのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.0
2023(304)
最高のロードムービー

1960年代のアメリカはこれほどまでに黒人差別が激しかったのか。トイレやスーツ店、レストランなどでドクの黒人として複雑な感情が画面越しに強く伝わる。
そんなドクと旅をするトニー。彼は最初黒人に対する差別意識が強くて、それは黒人が自分の家で使ったコップを捨ててしまうシーンによく表れている。そんな彼が黒人ピアニストであるドクのドライバー兼ボディガードとして旅を共にするなかでどのように変化していくのかが見どころ。
『最強のふたり』もそうだけど、人種を超えた友情はとても素晴らしく、美しい。

そしてこれ実話なのがびっくり。しかも実際のトニーは俳優業もやってたのか。
年末にとても素晴らしい映画を見られた。
きつね

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