ホッソ

グリーンブックのホッソのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.1
500作目に相応しい良い映画でした。
確かにオチとして白人の救世主っていう批判もわかるんですけど、2017〜2020年でのトランプ政権で露わになった貧しい白人層の不満と、のし上がった黒人層の対立のようなものを描けていたと思います。雨の中で腹を割って互いの意見をぶつけ合うシーンが印象的でしたね。
トニーの粗暴だけど真っ直ぐなところと、ドクの生真面目すぎるけど誠実なところが良い感じにマッチしてましたし、お互いがお互いの良いところを引き出していく成長物語が良かったです。
しかし警察に不当に拘留されるところは時代背景わかってても不快に感じますね。
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