時代背景として、今よりも強く人種差別的な考えが強い時代であった。(1950年くらい)
仕事を転々とし、家計ギリギリの生活をしていたトニーだが、ピアニストのドンシャリーとの出会いが人生を変える。
初めは黒人差別をしていた、トニーだが
ドンシャリーとの2ヶ月のツアーを通して
2人の仲は終生の友情で結ばれるほどのものになった。
あえて、黒人を受け入れない街をツアーで回るという、ドンシャリーの信念を貫く姿勢とその素晴らしい演奏技術の虜になっていくトニー。
お金目当てで始めた仕事だったものが、いつしかドンシャリーのためを思う行動に溢れていった。
音楽と信念が人種を超えた友情を生んだ。
素晴らしい出会いを見せてくれる映画。
