ながいち

グリーンブックのながいちのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.5
トニー・リップ:イタリア系アメリカ人。ゴロツキみたいな生活してるが根は良いヤツ
Dr.シャーリー: カーネギーホールに住む、黒人ピアニスト。
人種と生活が入れ替わったような2人が差別が色濃いアメリカ南部へのツアーを車で行う。(ロードトリップムービーの要素は少ない気がする。)
トニーとドクターの振る舞い、南部の畑を通りかかった時の労働者とドクター、演奏する場でのトニーと上流階級、等、様々な場面での対比があり、当時の空気感を分かりやすく伝えてくれてると思う(どこまで信用するかだが)。
場面毎の緊張感と音楽で初めから最後まで見せ場が散りばめられており楽しめた。

本当は人種差別の緊張感としてはもっとドギツイ空気感が流れていたんだろうが、お上品な場所がメインだからか、そこまでツラい気持ちにはならず観やすかったと思う。
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