kohei1813

グリーンブックのkohei1813のレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.3
結末は予想される予定調和的物語ではあるのだが、最後まで面白く見られた。最近のSFX頼りのアメコミ映画に辟易としていたので久しぶりにいいアメリカ映画を観たという感じだ。アメリカの差別社会は黒人白人だけでなく同じ人種でも格差が大きく移民国の違いでも差別があり、おまけにLGBTの差別まである。この映画を見てアメリカという国は基本的には田舎者で教養人もそれほどいないように思える、それは現代でもそれほど変わってないのではないだろうか。主人公のピアニストもポピュラーばかり弾かされてクラッシックは弾かせてもらえない、映画でも最後にオンボロピアノでやっとショパンを聞くことが出来たが、もう少し音楽映画としても楽しみたかった。
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