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グリーンブックのAiのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.9
1962年のNY ナイトクラブで働くトニーは天才黒人ピアニストのシャーリーのコンサートツアーの運転手に採用され、2ヶ月間旅を共にする話
人種差別がある時代、所々に黒人への差別を感じながらも性格の違う2人の旅はぶつかり合いながら続いていくが、漫才のようなやりとりが差別の悲しさを少し埋めてくれたように感じた。南部に行くにつれて差別は激しくなり、見ているのが辛くなった。トニーの守り方を否定することもあったが次第にシャーリーの孤独をトニーは知り友情が芽生えていく。
最後の演奏の前には始まる前から涙が止まらなくて、もっともっと演奏を聴いていたくなった。
実話ということもあり、悲しいことも多かったけど、こんな素敵な友情も実在したことを嬉しく感じた。
数年ぶりの映画を極音で楽しめた上にこんなにも素敵な作品を見れたことは本当に幸せ。パンフレットを買ったのも久しぶり。
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