肌の色の人種差別がどんなものなのか、何度も話には聞いていてもその光景を実際にこの目で見たことはなかったので、映画とはいえ本当にこんな状況でこんな言葉を浴びせられるんだな、と胸が痛むシーンが多かったです。ドクの、白人からは差別され、黒人からも白い目で見られるといったニュアンスのセリフには心臓がギュッと締め付けられるような気持ちにもなりました。
でも、あらゆる差別の壁にぶつかり、それを越えていく度に2人の絆がどんどん確かなものになっていって、キラキラと輝いていくその空間がとっても美しくて。最後にはとっても優しい気持ちになれる、素晴らしい映画でした。
正反対の2人って全然合いそうにないのに、お互いにとってかけがえのない存在になれるから不思議。素敵だなあ、
