よね

グリーンブックのよねのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.2
飾らない
ありのままの姿を描いた作品である。


一番印象に残ったのは、
差別をしている人間が
みんな同じように見えたことだ。
試着を断った呉服屋の店員も
来店を断ったホテルの従業員も
黒人用の外トイレに案内した従業員も
「すみません。お店の決まりなので」
「ご遠慮ください」

なんの悪びれた様子もなく、
「これが当たり前です」
といったような態度をとる。


それが当たり前に行われていたことに
とても怒りを感じた。

差別された側の人間が
どれほど辛い思いをしているのか

痛いほど分かった。
よね

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