かりんちゃんのウマ

グリーンブックのかりんちゃんのウマのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ヴィゴモーテンセン!すっかりおじちゃんになっちゃって!!
ロードオブザリングのイケメンはどこに!?と思ったけど、さすが彼。やっぱかっこよかったわ〜


実話だそうで…

このピアニストのことをストラヴィンスキーが認めてんだからよほどの人だったんだなとエンドロールで知った。



最近は、人はみんな「チンパンジー」だなと思うことも増えた。じゃあ、いつ「人間」になるのかな?と観た後に考えた。

知恵をつけた時
立った時(チンパンジーも立つか?)
愛を自覚した時

答えはさまざまだと思うが、わたしは他人と心の通い合いができた時、一歩でも近づけた時かな、と今は思う。
自分の愛情を人に与えること、そして受け取ること。それってめっちゃ勇気いる、大人になればなるほど思考するからね。


こういう普遍的な問いを投げかける映画ってたくさんあるけど、そんな中でこの作品がアカデミー賞を獲ったのは、時代の影響もあるのだろうなぁと思った。

便利な世の中、煌びやかな世界、満たされた世界。
目に見えるものは華やかだけれども、目に見えないものは果たしてどうなのか。

人がいつまでも望むのはそこと十分に向き合えてないからではないかな?
人として、問うて考えるはずのところはそこじゃないかな??
内面を見るのはとーーっても勇気いるし難しいことだ。
でもその分、得られるものは果てしない、それこそもしかしたら豊かな世界かもしれない。


寂しい時は自分から動かなきゃ、

この言葉沁みた。。