グリーンブックのTONのネタバレレビュー・内容・結末

（トニー、悪いやっちゃな！）という第一印象がだんだんと変わっていった。むしろ最後には好きになってたよ。
ドン・シャーリーの佇まいや振る舞いが優雅なことと、トニーのお行儀の悪さ、でも黒人というだけでシャーリーが受ける差別、そのちぐはぐさが皮肉であり作品の面白さにもなっていた。
人種差別や同性愛がどうこう、という予備知識があったけどそんなに重く描かれず、あくまでトニーとシャーリーがちょっとずつ心を通わせていく様子に心が暖かくなった。
そんな気持ちで見続けて、こうあってほしいな、というラストに嬉しくなった。トニーの奥さんの一言がナイス！
これ、また観たいなー。