なんていい映画なんだろう。
人種や生まれた場所、肌の色の違いなど関係なく、ひとりの人間とひとりの人間が心を通じ合わせる。こんなに素晴らしいことはないのではないかと思える。
人種差別は日本ではあまり馴染みのないものかもしれない。
でも、日本でも世界でも、当たり前に行われているのが男女差別や障害の有無での差別、肌の色などでの人種差別であるのが事実。
大昔から続くこの悲しい現実が、少しでもなくなってくれればいいと願う。
この映画はその力になると思う。
人を見た目や偏見、人の噂や思い込みで判断してはならない。それを教えてくれる映画。
ブルーハーツの歌詞にある言葉を思い出した。
〝生まれたところや 皮膚や目の色で いったいこの僕の 何がわかるというのだろう〟
忘れないようにしたい。