このレビューはネタバレを含みます
2人の関係はボスと雇われた人という関係だけど、そこに根深い人種差別の歴史が絡んできたり、友人のような信頼が築かれたり、お金の結びつきがあったり……
人の関係性をとても繊細に描いているように見えた。
人と人が一緒に仕事をしたり関わって生きていくことの複雑さと、言葉にするのは難しい"繋がり"の在り方を見せてくれた。
様々ななまりのある英語やイタリア語にドイツ語など、音も楽しめた。
さらにシャーリーの奏でるピアノが最高!
最後の酒場でのシーンは、こちらも涙ぐみながら体を揺らした。