テーマは重いけど、クスッと笑えたり2人の友情にほっこりしたりして、自然と温かい涙が。この絶妙なバランス感、すごい。
シャーリーが最後の演奏でトニーと目を合わせて心から笑うシーン、警察官がパンクを教えてくれるシーン、最後のシーンで、思わず微笑みながら涙した。
特に、警察官のシーンは、私も無意識に「また、あんな酷いことされるんじゃ」と思ってしまって、「ああ、差別はしたくないしあってはならないことだと思ってるけど、無意識に差別していることがあるんだろうな」と気づかされた。
こんなにも自然に、大切なことを気づかせてくれる、でも、エンターテイメントを楽しみながら。映画の醍醐味だなあ。
これは本当にみんなに観て欲しい。