とにかくやっと見れた。
実話を基にした映画。
冗舌でガサツですぐ手が出てしまうが、家族に愛されているトニー。
神の域の技巧とも呼ばれるほどの天才ピアニストのドクター・シャーリー。
もともと黒人を毛嫌いしていたトニーだが、ある日、黒人であるドクのコンサートツアーでの専属ドライバーを務めることになった。
ドクへの人としての本質を見ようともしない周りからの差別を目の当たりにし、徐々に正反対だった2人に本当の友情が芽生え始める。
自分はあまり差別というものを目の当たりにしていない分、黒人というだけで差別を受けるということや、それをひたすら耐え続けるドクに対して猛烈なむず痒さを感じたとともに、その人としての本質をしっかりと見ることができた2人のに対してとても心が打たれた。
とても美しい映画。