黒人差別が厳しかった1960年代に、アメリカ南部をピアノ演奏の旅に出るドン・シャーリーと、その運転手をすることになったトニー・ヴァレロンガの話。
忘れられない言葉は
ドン・シャーリーの
『黒人でも、白人でも、男でもない私。』
どこにいても居場所がなく感じる今の自分の気持ちにとてもしっくりきて、胸が締め付けられた。
そんなドクが黒人用バー"オレンジバード"で演奏するシーンがかっこよすぎる。
ラストのトニーの家族に受け入れられるシーンも心が温まった。
差別への考え方を変えるには、自分の目で確かめることが大切だと、トニーの姿から学んだ。
自然に受け入れるトニーの家族からも学んだ。
誰にだって居場所は必ずある。
そんな世界であってほしい。