「人種差別の歴史」という題材がベースにはありつつも、ロードムービーとしてもバディームービーとしても最高に面白い映画でした。
ブルーのキャデラック!
同時期にアカデミーにノミネートされた「ブラック・クランズマン」と比較されがちですが、こういう心温まるヒューマンドラマもあって良いなと思います。
どちらも大好きな映画になりました。
スコセッシ映画に出てきそうなイタリア系アメリカ人のマフィア用心棒トニー、破天荒なヤツかと思いきや家族想いな男で凄く好きです。
受け入れてるように見せかけて、無意識なのか意識的になのか、思いっきり差別の牙を剥く南部の上流階級の人たち。
他人事ではないなーと感じました。
今の自分たちの無意識のところに染み付いている考え方が、誰かを傷つけたりするんだろうなと思いました。
とりあえず日本人は海外の人を「外人」って言うのをそろそろやめるべきです!