しゃぶしゃぶ

愚なる妻のしゃぶしゃぶのレビュー・感想・評価

愚なる妻(1921年製作の映画)
3.8
冒頭、びっくり箱から飛び出た顔みたいなのを銃で打つとこの異様さ、セットの夜景、嵐(雷で橋が壊れるわ,倒れた女性を乗せた小舟は浸水するわでめちゃくちゃ。やっぱサイレントは風と水に凄みが出る)、光の粒子みたいなブラインド越しの光、フィンガーボールの水を垂らして涙を装うトコ、ラストの火事(火の出所、密会中の二人、救助に駆けつける車、のカッティングすごい)、地獄の淵みたいな女中のラストが好きだった。
鏡でお着替え中の夫人を覗こうとしたり、「結婚して…!」と迫る女中にキスした直後に口を拭う主人公のいやらしさ。
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