愚なる妻の作品情報・感想・評価

「愚なる妻」に投稿された感想・評価

yadakor

yadakorの感想・評価

2.0
モンテカルロで知ってることは市街地ラリーがおこなわれることと、モンテカルロ法だけなんだけど、この映画ではその豪華さ、豊かさを表す大量のエキストラや大型船,演奏隊を使ったシーンが多くなかなか話が進まないと思ったら,今は100分までカットされたやつが主流なんだね(2時間半ある版を観た)
しかし大戦と恐慌の間のアメリカ近代化時代の限りない豊かさが予算に反映されているようで,これはこれで良かった
金を渡す時のバックライトすごいな。
妻の部屋に移動する時の部屋と部屋の間をヒキで撮るショットが地味に効いてる。
はな

はなの感想・評価

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活弁上映で
エリッヒフォンシュトロハイム好きだからそれだけでよかったけど、ひどい役だったからもっと好きになった
ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.6
20年代前半ぐらいの映画になってくると画質の悪さを脳内補正しきれないことがあるのだが、これはサイレントを本数見れば慣れてくるものなのかな。情景描写や莫大な予算が掛かっているというセットを良い画質で見られたら...と思うのは想像力の欠如だろうか。
しかし「Foolish Wives」程度のタイトルで会社と一悶着あるとは当時の社会規範ガッチガチだな。
冒頭の撮影風景の映像で手回し式のフィルムカメラが見られるのが興味深い。
サイレント映画の伝説的な巨匠の作品と聞いていたが、正直割と「普通」の映画に思えてしまいボーッと見てしまった感じがある。サイレントでもムルナウ、ラング、エイゼンシュテインぐらいビジュアルにインパクトがあると全然見られるんだけども、まあ勉強不足かな。監督、脚本、主演全部こなしてしまうのは凄いな。シュトロハイムの演技はこの時代でも演劇的な大仰さがあまり無い気がする。
偽札作りの男の家は差し込む照明に工夫があって良かった。手紙とシュトロハイムの顔のオーバーラップなどもこの時代ならではで面白い。
射撃会のシーンや、火事からシルエットと化した女中の最期までのシークエンスは、細かいショットの連鎖がダイナミズムを生み出していてサイレント映画の醍醐味が感じられる。
ドライヤーの「ミカエル」を見た時も思ったが、ただ一度重要な場面にズームを限定する手法は強いな。女中の顔へのズームがこれから決定的な瞬間が訪れることを悟らせる。
シュトロハイムは本当に嫌らしい良いニヤケ面をするな。
ラストのラストで殺害シーンをバッサリ省略するのは大胆だな...と思ったが、活動弁士の方の上映後トークによると、殺害する様子もちゃんと撮ってあって、会社側の編集で無くなったらしい。
後に自らの墓場となるマンホールを踏んだ時、確かに一度立ち止まる機会はあるのだが、やはり逃れられない欲求に導かれて死地に向かうことになるんだよな。
abou

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豪雨。照明がすごい。もっときれいなプリントが残っていればいいのだが
火事シークエンスのまさに突っ走るようなドカドカ加減にシュトロハイムの豪胆さが見える。そもそも本編が始まる前に、映画の裏側、セットの説明をしだすあたりが興味深い、それすらこの映画の一部ということが。
女中が身投げするショットの影の黒さ、やばい。どうやるんだあれ

ボルゾイの存在感、猟犬の速さ。
シュトロハイムの隙のないシャープな悪党面がカッコよい、まあ面だけでなく徹底的に人間の屑なのだけど
sacchinn

sacchinnの感想・評価

3.5
めちゃくちゃ刈り上げて、やたら長いタバコを吸う、監督主演のシュトロハイムが印象に残る。帽子がずっと斜め。この人多分、変な人かも。

本来6時間ぐらいあったのか?
カットし過ぎてストーリーがわかりにくかった。
ENDO

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4.0
家政婦への仕打ち。弄んだ罰。火事に見舞われた時に我先にと脱出する卑劣さ。最後の暗い穴への寝間着のまま遺棄シーンは戦慄する。なんと無情なことか。
うまる

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4.2
滅茶苦茶面白かった。

壮大なセットの屋外よりも、室内の扉のショットがどれもバキバキにキマッていた。

こんな鳥肌実似の男のどこが女泣かせなんだ...?と思ったらシュトロハイム本人なのか。すごい。
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