このレビューはネタバレを含みます
最初からひたすら寒くて痛くて目を覆いたくなるような悲惨な光景が続いた
これが実話だったなんて
ずっとハラハラドキドキの連続で、ヤンが生き残るのは序盤の描写で描かれていたけど、助けてくれた人達が無事で居られるか怖くて仕方がなかった
痛々しいシーンも多く、目をそらしてしまった
序盤の11人の仲間が拷問され物凄い悲鳴のシーンとヤンが壊死した指を切除するシーンが特にキツかった。。。
あの拷問に耐えて誰1人口を割らないなんて
主人公ヤン・ボールスルドの生きようとする強い意志もすごかったが、やはり周りのノルウェーの地元民の人々が居たからこそ生還という奇跡が起きてた
命がけで人を助けようとする気持ちや愛国心に胸が締め付けられた
マリウスとグドゥルン兄妹が助かって本当によかった
役者さんの演技も素晴らしく、ヤンが徐々に痩せこけ、ボロボロになっていく様がリアルだった
戦争の悲惨さや残酷さを痛感
同じ人間なのにこんなにも残酷な事をおかしいと思わせない戦争が本当に恐ろしく感じた
ヤンが言った、『俺を助けてくれる人は誰もが命懸けだ。俺のせいで殺されたかも、、、つらいのは、それを知らない事だ』と、最後生還して新兵に『恐れるな。この狂気を終わらせる』
このセリフが特に印象に残った