こんな素敵なお話を、それらが成り立つために必要な犠牲を考えて社会へ落胆しながら観てしまったことが悲しい。
とても大切なテーマであり、事実であり、描き方のセンスも感じられる。
でも綺麗すぎた。個性豊かな彼らの笑顔にホワイトカラーの裕福さを感じて、複雑な気持ちにすらなった。
"この映画がスタンダード"な世界をもちろん望むのだけど、一瞬だけ出てきた(おそらく定型発達で一般人の)ブルーカラーな助産師さんの人生のほうが気になったことをここに残したい。
そんな時代になっていると思ったのです。
(戦争というワードが聞かれるこの情勢のせいもある…)