いろとりどりの親子の作品情報・感想・評価・動画配信

「いろとりどりの親子」に投稿された感想・評価

Ryoma

Ryomaの感想・評価

4.6
【LGBTQ】【ダウン症】【自閉症】【低身長症】【犯罪者】の子と親👪の苦悩や内に抱えている思いが彼らのインタビューを通して赤裸々に語られるドキュメンタリー。

鑑賞中幾度となく今までの自分の価値観を覆されるほどの事実や光景、考えに直面した。まわりとは外見や行動が異なるいわゆる“普通“ではないという理由から親子いずれの苦悩や挫折は垣間見れたものの、実際のところ本人はどこか明るく、自分よりもずっと人生を楽しんでいるようにみえた。毎朝のニュース等で連日のように、親が子に対し虐待やネグレクトしているという報道がされているが、劇中での子の親は子の外見などが世間一般とは異なるという理由で軽蔑したり見放したりしない姿勢、まわりの差別や偏見に屈せずただただ一途に子を思う姿をみていると、親が我が子に対してできる最も大切なことが、外見や世間の目でなく、子の内面をいかに愛せるのかということなんだと感じた。障がいを抱えた人々は、どこか可哀想とか気の毒だとか、そういう気持ちを少なからず心の中で抱いていた自分を心の底から恥じた。それも含めて“個性“であり“自分自身“であるんだと思った。

多くのテーマや思うことがありすぎてまとめきれないけど、直近で自分自身が観た映画で例えると、『そしてバトンは渡された』で感じた“家族👨‍👩‍👧‍👦の形はそれぞれだけど一番大切なのは愛する気持ち“、『The Peanut Butter Falcon』の“自分のやりたいことを自分が大切だと思う人と思うままにやる!』、『WAVES/ウェイブス』でテーマとしてあった“喪失・後悔からの再生“を彷彿とさせるメッセージが随所に散らばめられていた気がした。親子に限らず、人としてだれかを愛したり思いやったりすることなどをテーマにした究極のドキュメンタリーだった👏
Kota

Kotaの感想・評価

3.5
“幸せの形は無限にある。”

ダウン症、自閉症、小人症、犯罪者、同性愛者、異なる子供を持つ親子のドキュメンタリー。一つ一つの話だけでも一本の映画になってしまいそうな内容の濃さと、それをカット割で見事に繋げる編集が見事。

不幸の形ではなく、幸せの形が様々。自分って恵まれてるなと思う事は一度もなく、ただただいろんな親子の絆が美しかった。親は子を“愛さない”事ができない。そんなよく聞く言葉に圧倒的な説得力と感動を持たせてくれる素晴らしいドキュメンタリーでした。久々親に電話しよかなー。
kmiw

kmiwの感想・評価

4.0
ダイバーシティと言われて久しいが、はてどこまで理解され実現しているのだろうか。
そもそも私は多様性を受け入れているのだろうか。
などと思いながら、『いわゆる普通』枠の外にいる子供を育ててきた親御さんの有り様をみさせて頂きました。
ピックアップされた方々はおそらく生活レベルで言うと裕福な層かと思われるので、きれいな描かれ方ではあると思う。素材が違っていたらかなり悲惨な映像にもなり得る怖いテーマ。
とっちらかった感想だわ。
あ、作品自体は観やすく構成され、心打つ素晴らしい内容です。
chocochoco

chocochocoの感想・評価

3.5
「家族の幸せの種類は、様々だ」「かと言って、子供を交換したいとは思わない」
もし、子供が居なかったら、私の人生は大きく変わっていたと思う。人生の中で、彼らから学ぶものはとても沢山あって、それは、多岐にわたる。我が子を通して、様々な人と出会い、良い出会いも、そうでない出会いも、私の生き方の幅を広げてくれた。子育ての苦労よりも、得られた幸福の方がはるかに多く、きっと、これからも、私だけでは見られなかった世界を、いっぱい見せてくれるのだと思う。それが、たとえ小さなことであったとしても、見るもの全てを楽しみたい。どんな子でも、どんな生き方をしていても、先のことは気になるし、幸せを祈ることに変わりはない。
myaico

myaicoの感想・評価

-
それぞれの子どもと親の悩みはとても深くて、お互いにそれを救うことは出来ない。ただそれを共有しながら共に過ごすその中で長い時間をかけてお互いが少しずつ成長していく様子がとても丁寧に記録されていた。
Chad

Chadの感想・評価

4.1
これは素晴らしいドキュメントですね。
監督のエピソードが特に印象的でした。
それぞれにそれぞれの悩みがあって深いけど、でもってみんな不幸ではなくて幸せに見えるから凄い。取材したもっと他の親子も観たくなるくらい強いエネルギーを感じました。
子どもが「普通」じゃなかったら母親は妊娠前や妊娠中の生活を悔やんでしまうもんなんだなぁ。
そう思うと夫婦どちらにせよ規則正しく生きておかないと後悔してしまうのかなと思わされた。

『私はドキュメンタリーが好きである。
動物や環境、犯罪、スポーツなど、ジャンルは何でも興味深い。
ドキュメンタリー映画が手元にあったら少なからずテンションが上がる。
また次の作品を求めゆく…』

SA級(ランク詳細はプロフィールに)
素晴らしい。
不幸の形は似ているけれど、幸せの形は無限、ということが証明されたドキュメンタリー。自分と現状を受け入れて自分らしく生きる大変さと、美しさ、それがもたらす真の幸せとは何かを考えるきっかけになる。
最後は涙する
その所与の条件のなかで、精一杯生きてる姿にエネルギーをいただくなー
こんな素敵なお話を、それらが成り立つために必要な犠牲を考えて社会へ落胆しながら観てしまったことが悲しい。

とても大切なテーマであり、事実であり、描き方のセンスも感じられる。

でも綺麗すぎた。個性豊かな彼らの笑顔にホワイトカラーの裕福さを感じて、複雑な気持ちにすらなった。

"この映画がスタンダード"な世界をもちろん望むのだけど、一瞬だけ出てきた(おそらく定型発達で一般人の)ブルーカラーな助産師さんの人生のほうが気になったことをここに残したい。

そんな時代になっていると思ったのです。
(戦争というワードが聞かれるこの情勢のせいもある…)
こういうテーマは重くなりがちだったり、障害を持ってる人をピュアな人として描きがちなんだけど、この作品は彼らの思っていることをわりとストレートに描いていて、変に演出がなく受けとめられた。シビアな現実もあるなかで家族が下した決断は苦しいものだったけど、そのなかで家族の絆が見えて良かった。

低身長症のふたりの話は本当にこちらも嬉しくなるし、彼らの笑顔がすごく印象に残った。気持ちだけではなんとかならないことも多いだろうけど、叶えたいと思うことにまっすぐ突き進むのは素晴らしいことと思う。
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