木蓮

漂うがごとくの木蓮のレビュー・感想・評価

漂うがごとく(2009年製作の映画)
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雰囲気を演出することに力を入れすぎて伏線かな?と予想したことが結局ほっとかれて物語が展開して集約していく期待感みたいなものがなかったので少し残念だった。あと音楽がいわゆる「オリエンタル」っぽくしすぎっていうか、ちょっとくどく感じた。
でもキャストの醸し出す空気感というか、佇まいはすごく好きだった。主演の人トラン・アン・ユンの作品にも出演していた方なんだ、知らなかった。
これは映画だから虚構の部分もあると思うけど、やはりベトナムの家族も母の息子への偏愛ぶりが激しいのかな、というのが窺えた。姑の迫力がすごい…。
あとワイルドな罪深いプレイボーイを演じていた俳優の人、少しスジュのシウォンさんに髭の生え方が似てる…と思って見てた。
荒削りな部分もあるけど意欲作としての勢いがあるから、今後もこの監督の方の作品期待したい〜ファイティン
木蓮

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