おなつ

いちごの唄のおなつのレビュー・感想・評価

いちごの唄(2019年製作の映画)
3.5
七夕の日に友達を亡くすという悲しい出来事を経験した主人公・伸二と初恋の女の子あーちゃん。2人は10年後の七夕の日にばったり再会し、それから年に一回だけ七夕の日に会う約束をする。

伸二くんの中二病から抜け出せてなくて子どもっぽい感じに居た堪れなくなりつつ、彼のまっすぐさにハマってしまいやめられなくなった。サラバーズの古舘くんの演技初めて観たし、大好きな石橋静河さんの演技が今回も好きだった。

辛いことがあった時、それに触れないで全然関係ない話を延々としてくれる人にそっと救われることがある。わたしもしてもらったことがあるからわかる。そういうことを違和感なくできる人って本当にすごい。あったかい気持ちになれた。心がきれいでまっすぐな伸二くんも幸せになるって決めたあーちゃんも、ちゃんと幸せになってほしいし笑っててほしい〜とほっこりした気持ちで観終われた。
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