2023-65本目
佇まいの美しさが際立っていたと思いました。
正直、時間の都合なのでしょうが、キャラクターたちの繋がりの描き方が薄い分、感情移入のしづらさを感じました。
ただ、とにかく原作を読みたくなりました。
ウクライナ侵攻しかり。アジアの中、アメリカや他の大国の中に生きる日本人としてもしかり。
とにかく、今触れるべきテーマだとすごく思いました。
この歴史から学ぶべきだな、と…。
その入り口になる作品だと思いました。
時代劇がだんだん身近でなくなったせいか、使われる言葉、所作の意味、など理解できず、割と冒頭すぐに字幕にしました。
音でわからなくても、字を見てその意味を想像しながら見ました。
時代劇、それも史実を扱うような時代ものの困難さを痛感しました。
ある程度の娯楽性を強める、というかもっと劇的に、ドラマチックに描く方法もあったと思うのですが、そうしなかったのは意図的だったのでしょうか?少し、見る人を選ぶ作品だなぁと思いました。